コンシュ『形而上学』





マルセル・コンシュ 『形而上学』(知泉書館)のお知らせ


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現代フランスを代表する孤高の形而上学者,マルセル・コンシュ
その哲学の全貌が,本書によって日本で初めて明かされる

彼が到達したのは,デカルト的な「主体」を捨て去り,広大無辺の「自然」(ピュシス)を絶対的基盤に据える,徹底した哲学的自然主義であった。アナクシマンドロスからスピノザへと連なる無限の系譜に身を置き,社会的名声や宗教的権威を斥けて自らに帰り,静かに,しかし厳密に思索する。

それは,科学の断片的な知を超え,現実の全体と人間存在の根源を問う,「生きられた確信」への旅である。死の恐怖を和らげ,創造的であらねばならないという人間の義務を照らし出す,現代最高峰の形而上学。

未来という深淵を前に,自らの人生を創造し,無条件の愛を生きるための――静かで,しかし揺るぎない指針がここにある。

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現在、刊行に向けて鋭意準備中です.

刊行の折には是非手に取ってお読みいただければ幸いです.

よろしくお願いいたします.


(2026年5月15日)