クリルスキー『免疫の科学論』






◉ 本書の書評が図書新聞(2018年9月15日号)に掲載されました。評者は大野秀樹先生(杏林大学名誉教授)で、本書のポイントと魅力が紹介されています。是非お読みいただき、本書を実際に手に取っていただければ幸いです。

書評の全文はこちらから。

(2018年9月15日) 


 ◉ 本書と日仏科学セミナーのレポートが雑誌「医学のあゆみ」に掲載されました。興味をお持ちの方は是非ご一読いただければ幸いです。

矢倉英隆: フィリップ・クリルスキー著『免疫の科学論ー偶然性と複雑性のゲーム』と「免疫と感染症に関する日仏セミナー」で考えたこと.医学のあゆみ(2018.7.28)266 (4): 313-316, 2018

(2018年7月28日)


◉ 昨日、日本パスツール財団主催による日仏科学セミナーとクリルスキー教授の講演会が盛会のうちに開催されました。参加された皆様に感謝いたします。さらに多くの方にこの本を手に取っていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
(2018年6月24日)


◉ 本日、クリルスキー教授の講演会前の懇親ディナーが開催されました。明日は興味深いお話が聞けるのではないかという感触を得て帰ってきました。


(左から)松田文彦、本庶 佑、フィリップ・クリルスキー、湊 長博、
A・サクンタバイ、狩野繁之の諸先生

(2018年6月22日)


◉ 本日、本書は刊行されました。アマゾンでは、内容の一部を読むことができるようになっております。是非、実際にお手に取ってお楽しみいただければ幸いです。

(2018年6月19日)


◉ 2018年6月下旬に著者のクリルスキー博士が来日されます。この機会に博士の講演会と「免疫学と感染症に関する日仏セミナー」が日本パスツール財団の主催で開催されます。当研究所もこの開催に協力しており、わたしは講演会の司会を依頼されております。

日時:6月23日(土)14:00ー17:50
会場:京都アカデミアフォーラムin丸の内(新丸の内ビル10階)
プログラム:
14:00ー14:10 開会挨拶
14:10ー15:50 パスツール国際合同研究ユニット発表
16:10-17:10 フィリップ・クリルスキー教授 講演会
17:10-17:40 パネルディスカッション
17:40-17:50 閉会挨拶
プログラム詳細
ポスター
入場:無料(申込先着順100名)
興味をお持ちの方の来場をお待ちしております。


(2018年6月14日)


◉ コレージュ・ド・フランス名誉教授でパスツール研究所元所長でもあるフィリップ・クリルスキー博士による新しい免疫論『免疫の科学論ーー偶然性と必然性のゲーム』(拙訳)が2018年6月18日にみすず書房から刊行される予定です。この翻訳は著者からの依頼で2016年から始まり、中一年のブランクを含めると2年半に及ぶわたしにとっては初めてのプロジェクトとなりました。

本書は、われわれが生き、生き残るために必須の装置である免疫を、さらに大きな生体防御という枠組みの中で捉え直そうとした試みです。生物の部分の解析から始まり、全体の理解に辿り着こうとする精神の動きが見られ、その意味では哲学的な広がりを持つ著作と言えるでしょう。

生体防御や生命に興味をお持ちの方は是非本書を手に取っていただき、ゆっくりと考えながらお読みいただけると、いくつもの驚きの発見をすることになると思います。不十分なところもあろうかとは思いますが、コメントやご批判をいただければ幸いです。

よろしくお願いいたします。 



(2018年6月6日)