4.9.14

訪問ありがとうございます




当研究所は、科学と哲学の普及、科学の成果の哲学的研究、「生き方としての哲学」の研究、日仏文化交流の促進などを通して、自然と人間存在の理解、そして自らの存在の変容を目指し、双方向の交流を行っております。研究所の活動に対するご理解、ならびにご協力をよろしくお願いいたします。

 

サイファイ研究所ISHEと研究所究所主催のカフェ/フォーラムのあゆみは以下のようになっております。

2011.11 第1回サイファイカフェSHE(このカフェは「科学から人間を考える試み」として始まり、第5回からこの名称になりました。)

2013.9  サイファイ研究所ISHE設立(新たにカフェフィロPAWLを始めることにしたため、2つの活動のベースとして設立いたしました。)

2014.3  第1回カフェフィロPAWL(生き方としての哲学を考える場として始めることにいたしました。)

2016.3  第1回サイファイカフェSHE札幌(新たに札幌でもSHEを開催することにいたしました。)

2017.6  第1回サイファイフォーラムFPSS(主に科学者が話題を提供して議論する場を設けることにいたしました。)

2017.6  第1回ベルクソンカフェ(フランス語で書かれた哲学書を読み、議論する場として始まりました。) 


これからもご理解ならびにご協力をいただければ幸いです。

(2024年11月5日) 



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秋のカフェ/フォーラムのご案内

秋のカフェ/フォーラムの日程が以下のように決まりました
興味をお持ちの方の参加をお待ちしております
よろしくお願いいたします


◉ 2024年10月19日(土)
テーマ: 最初の形而上学者パルメニデス
会場:京王プレリアホテル札幌 会議室

◉ 2024年11月5日(火)
テーマ: J・F・マッテイの『古代思想』を読む(3)パルメニデス
会場:恵比寿カルフール B会議室

◉ 2024年11月9日(土)
プログラム:
① 矢倉英隆: シリーズ「科学と哲学」⑥ 科学の創始者としてのプラトン
② 尾内達也: TB-LB Theory 2.0 <キャンセル>
矢倉英隆: マルセル・コンシュの哲学<代替演題> 
③ 阿戸 学: 日本の背骨としての仏教思想
会場:恵比寿カルフール C会議室

◉ 2024年11月15日(金)
テーマ: シリーズ『免疫から哲学としての科学へ』を読む
(1)免疫のメカニズムが見えてくるまで
会場:恵比寿カルフール B会議室


(2024年10月8日)



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 サイファイ研究所ISHE設立10周年にあたって


最初に、これまで当研究所の活動にご理解とご協力をいただきましたことに謝意を表したいと思います。誠にありがとうございました。その力に支えられることがなければ、ここまで活動を続けることはできませんでした。その意味で、この活動もまた、奇跡のようなものだったと考えております。

サイファイ研究所ISHEは、科学と哲学の研究と普及、自然と人間存在の理解、そのことを通しての自らの変容をミッションとする場として2013年に設立されました。その源となる、哲学と歴史から科学を考える試みであるサイファイカフェSHEは、2011年11月に産声を上げました。その時から数えると、12年が経過したことになります。その後、サイファイカフェSHEは札幌でも始まり、さらに、生き方としての哲学カフェPAWL(Philosophy As a Way of Life)、フランス語を読んで哲学するカフェ(ベルクソンカフェ)、科学者による科学者のための議論の場としてのサイファイフォーラムFPSS(Forum of Philosophy of Science for Scientists)が加わり、現在に至っています。

この10年あまりの間に、多くの方の参加を得ていろいろなテーマについて議論してきました。これからその範囲をどんどん広げるというやり方もあると思いますが、我々の思考がいろいろなテーマの上を飛んでいくことになり、深まりを欠くようになるのではないかとも危惧しております。哲学は知識ではないと言われます。博識ということは決して誉め言葉にはならないのです。ということで、対象を大きく動かすことをせず、これまでに扱ってきた問題の中にあるテーマについて時間をかけて深掘りする(=ゆっくり、じっくり考える)という方向性もあるのではないかと考えるようになりました。今後はこのような方向性も取り入れながら歩むことにしたいと思います。

これからもサイファイ研究所ISHEの活動にご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。


サイファイ研究所ISHE 代表
矢倉英隆

(2023年11月22日)


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